【聖書箇所朗読】
【説教音声ファイル】
2022年5月8日説教要旨
聖書箇所 テサロニケ人への第一の手紙 第2章13節
御言葉による信仰生活
福岡新生キリスト教会
竹田 浩
「あなたのみ言葉は我が足の灯、我が道の光です」(詩編119:105)
私達の信仰生活の中で御言葉程重要なものはありません。十字架、祈りと共に信仰生活の中で必要不可欠のものです。それでは実際に御言葉に生きると言う時にどの様にしたらよいのでしょうか。
有名な神学者バルトは「神の言の三様態」という事を教えています。
先ずイエス・キリストご自身が神の言である。ヨハネ伝1:1に「言は神であった」とあります様に言なるイエス様は神様であったと聖書は証言しています。「わたしを見た者は父を見たのである」(ヨハネ伝14:9)とある様にイエス様を通して何時も父なる神様の言葉を聞くことが出来ます。
第二番目にイエス様の語られた言葉とその為された業が記されているのが聖書です。聖書は旧約聖書新約共に神様の言葉です。私達の信仰生活において聖書の言葉がどれ位私達を助けて呉れたことでしょう。私の長い信仰生活の中で聖書の言葉を通して語り掛けて下さいました。
第三番目に聖書に基づいて講壇から語られる説教の言葉です。「私達から神の言葉を聞いた時、あなた方はそれを人の言葉としてではなく、神の言葉として受け入れたからです」(第一テサロニケ2:13)。私の信仰生涯は恩師の先生が講壇から語られた御言葉によって導かれてきました。それ故に毎週講壇から語られる御言葉の為に祈り、その御言葉に聞く姿勢をもって礼拝の出席する事が大事な事になります。