5月21日説教要旨抜粋
「願いと祈りと執り成し」 聖書箇所 テモテへの第1の手紙 2章1節~7節
宮崎信義 久山療育園センター長
キリスト者が、日常生活の上で必須とするもの、それは祈りと聖書の言葉です。祈りは呼吸であり、御言葉は命の糧と示されているからです。福音書には、イエス様の祈りが記されていますが、皆様も「主の祈り」や「ゲッセマネの祈り」、「十字架上の祈り」はご存知だと思います。祈りは人格的な神との個人的な交わりであります。そこで神に聴き、力を与えられ、また慰めを受けます。代表的な祈りは、賛美・感謝・罪の告白・懇願を含んでいます。今日の聖書箇所2章1節では、「まず第一に」から始まっていますが祈りの持つ重要性を示しています。この祈りを表す言葉について「願いと祈りと執り成しと感謝」と説明していますが、これは祈りの内容の多様さと豊かさを示しています。
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信仰生活に祈りは不可欠であります。祈りの生活こそ、信仰の勝利の秘訣であるともいえます。キリスト者は先ず、主イエス・キリストの祈りの生涯に学ぶことから始めるべきでありましょう。日々の生活における個人の祈りや教会において祈りを合わせる事も大切です。