Nebo山Moses記念碑
2017年10月15日説教
聖書箇所 出エジプト記14章13節~14節
「存在への勇気」
リディア・ハンキンス
マザーテレサの有名な言葉の一つに、「愛の反対語は憎しみではない、無関心です。」という言葉があります。
”マザーリディア” が西南学院大学生に聞きます。「感謝の反対語は?」「当たり前」です。
今日は、勇気について考えていきたいと思います。それでは、勇気の反対語は何でしょうか。・・・・恐れ、恐怖感、です。20世紀の神学者 パウル・ティリッヒは、(存在への勇気)という本の中で信仰から生きる勇気が生じると訴えました。
今日の聖書箇所は、モーセが、神の民を示された道に導こうとしているところで妨げに遭い、止まってしまった状況のところです。その中で、「落ち着きなさい。神の救いを見る」という励ましの言葉がありました。詩編46:10を思い出します。「静まって、私こそ神であることを知れ。」(口語訳)
出エジプト記の人々が分かるようになったことは、「様々な状況に置かれ、課題に巻き込まれているときは、問題そのものを見つめるばかりではなく、神様を仰ぐことが良い」ということです。そうすれば、解決策が与えられるでしょう。次のように言えるでしょう。
☆ 神様が味方です。
☆ 神様が必ず先立ってくださいます。
☆ 導きと共に、必ず力が与えられます。
☆ 私たちの力は神の愛に基づいています。
☆ 神様が共におられることは、私たちの勇気の源となります。
今週、恐れが勇気となり、疑いが信仰となりますように。
今週、主イエスと共に歩みましょう。
Hankins, Lydia Barrow(リディア・バローハンキンス)先生ご紹介
(米国ジョージア州生まれ、日本在住は41年に及ぶ、南ジョージア州立大学で広報を修め、キリスト教神学修士を取得、現在は平尾バプテスト教会大名クロスガーデンの協力牧師であり、又過去18年間は西南学院の学内牧師(宗教主事)としても勤務)