2018年1月7日
祝福を受けよう!
梅木 光男
2018年の新しい年を迎え、多くの日本人は神社等に参拝して無病息災、家内安全、商売繁盛などを祈願している光景を見かけます。誰もが今年こそもしくは今年もという思いで2018年を期待していることと思います。
今日の聖書の箇所から「主の祝福」について考えてみたいと思います。過去、現在、未来と神様は聖書及び預言者と通じて我々に祝福を与えられています。哲学者ベルクソンは「現在の時間は過去からの時間の連続性のうえにあり、今日の一瞬もまた未来に向かって一つの直線上を経過している時間帯の中にある」と述べています。神様からの祝福として、過去は創世記1:28,2:3に始まり、現在はマタイ福音書5:3~11、そして未来ではヨハネ黙示録の7つの祝福が全編にかけて記されています。
祝福とは「人々の内に繁栄、幸福などをもたらす神の好意や恵みを表し、具体的には長命、富や家族、穀物等の増加などで示され、のちには知恵や義、平和も来たるべきメシアの祝福として示されています。
一方消極的祝福としても我々の霊的成長を促すために、災い、外敵、飢饉などもあります。これらは神様からの一方的な恵みであって、我々個人が選び取るものではないことを銘記しなければなりません。教会は主イエスの贖いによって罪から救われ永遠の命に与るキリスト者で構成されていることから、教会の財産は主イエスキリストの祝福であり、その祝福は「救いの喜び」であり、「喜びの財産」ともいうべきものです。
人生は誕生から死で終わるものではなく、死で終わるのは途中下車するようなものである。復活の命に与ることこそ終点であり、最終目標なのです。
さあ勇気をもってすべての事柄を主から受けましょう!