証し
2023年8月20日
井上三千生
今日は皆様の前で証をさせていただくことに感謝します。
私は家族にいろいろ迷惑をかけて、一人家を出て20年になります。2007年、友人の紹介でホームレス支援をしている「美野島めぐみの家」のボランティアを始めました。その年、瀬戸さんから「息子さんと会えるかもしれないから宇美教会においで」と誘われ、二つ返事で宇美教会に行くようになりました。その町に息子たち家族が住んでいたのです。その年の7月24日に瀬戸さんの家にお邪魔しました。それからわずか6日目に、宇美教会の日曜礼拝の帰り、偶然に息子と会いました。びっくりもびっくりでした。息子と話していたら、孫たちが「この人はだれ?」と息子に聞きました。「お父さんのお父さん」と息子が言うと、孫たちはキョトンとしていました。それ以来、息子とは会っていません。また、娘とは20年会っていません。
2016年に宇美教会でバプテスマを受けました。2018年に瀬戸さんのすすめで、この筑紫野南キリスト教会に転入しました。コロナの影響で、バスとJRが減便になり、最近はあまり出席出来ていませんが、私は決して神様のことは忘れていません。
私は「美野島めぐみの家」のボランティアをやめて2年半になります。今月8日に久しぶりに「めぐみの家」に行きました。今も以前と同じように、10時ごろにお祈りから始まり、150人分の食事の用意と食事場所の設置を、役員7~8人とボランティア20人ぐらいでやっているそうです。役員さんに「お米はどのくらい炊いていますか?」とたずねたら、16升と言われました。私は1回に1合しか炊いていないので、16升がどのくらいか検討がつきません。12時になるとホームレスの方と生活困窮者の方の食事が始まります。1テーブルに3人ずつ、1回に30人で食事をしていました。その日のメニューはカレーライスで私も頂きました。本当に美味しいカレーでした。来場者は、103人だったそうです。私もボランティアに行っていた頃は、ボランティア仲間7~8人と居酒屋に出かけたり、他にも角打ちやカラオケに行ったりしていました。ものすごく楽しい日々でした。ボランティアをやっていなければ、私はたぶん、野垂れ死にしていたことでしょう。
前理事長の瀬戸さん、現理事長の梅木さん、大変お世話になりました。この場を借りて、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
最後に聖書の一節を紹介します。ローマの信徒への手紙8章28節です。
「神を愛する者たち、つまり、ご計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」