皆さんは旅がお好きでしょうか。旅には自分がすべてを決め自分のために行く旅と、すべてを神様に委ねて発つ使命による旅があると思います。
エジプトの王の圧政によって苦しんだイスラエルの民が神様に叫んだので、神様はモーセをお呼びになり、イスラエルの民をカナンの地へ導くように命じました。
「わたしは、エジプトにいるわたしの民が虐待されている有様を確かに見とどけ、その苦悩のうめき声を聞いたので、彼らを救い出すために下ってきたのである。さあ、今あなたをエジプトにつかわそう。」(使徒7:34 口語訳)
エジプトの地を離れ荒野を歩むとき、彼らを導いたのは神様ご自身でした。荒野のような人生でわたしたちが取るべき態度は、次の3つであると思います。
1. 神様をそして約束の地を、いつも見上げることです。
「あなたがたは上にあるものを思うべきであって、地上のものに心を引かれてはならない。あなたがたはすでに死んだものであって、あなたがたのいのちは、キリストと共に神のうちに隠されているのである。」(コロサイ3:2~3)
2. わたしの都合ではなく神様の導きに従うことです。わたしのすべてを知り、一番良い道を歩ませる方は神様です。
3. 今までの恵みを覚え感謝しながら、祈りを通して使命に生きることです。
2015年3月8日説教要旨 宣教師 白 泰九