【聖書箇所】
「マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。」ルカによる福音書 2章6節-7節
【説教音声ファイル】
※途中から(1分30秒以降)音声が途切れております。ご了承ください。
飼い葉桶の救い主
瀬戸 毅義
皆様、筑紫野南キリスト教会によくおいでくださいました。
教会はどなたも遠慮なくおいでになられ、道を求めることができるところです。初めて教会に来られた方は、神様はほんとうにいらっしゃるのだろうか。どんなお方だろうか?と思われることでしょう。神様がどのようなおかたであるか、身を持って教えてくださったのはイエス・キリスト様であります。
ユダヤ民族の間には紀元前の昔から救い主誕生に対する言い伝えがありました。罪をおかして死なねばならない人間を救うために、いつの日か天の神さまが救い主(メシア)をお遣わしになるのだという長い間の希望がありました。今から2千年以上も前に、ユダヤのひなびた村ベツレヘムの粗末な馬小屋の飼い葉桶に寝かされたこの赤ちゃんこそ、万人が探し求めた救い主(メシア)であるというのです。驚くべきことではありませんか。キリスト(Christ は Messiah と同義。 元来は「油注がれた者」, 「救世主」の意。)
イエス・キリスト様こそ私達一人ひとりの救い主でいらっしゃいます。
世界中に多くの神様がいます。様々の宗教があります。真の神様を教えてくださるのは神の御独り子のイエス・キリストだけであります。馬小屋の飼い葉桶に生まれたお方ですから、ちっとも威張らない腰の低いイエス・キリスト様です。どなたも安心してお側に行くことができます。当時、一番の権力者はローマ帝国の皇帝でした。ローマ皇帝は立派な宮殿のなかで、多くのお供や護衛に守られていました。今で言えば、大勢のシークレット・サービスが周りを固めていました。本当の救い主はそういうお方ではありません。どなたも聖書を通して真の神様を知ることが出来ます。イエス・キリスト様は万国、万民の救い主でいらっしゃいます。今晩、ここにいらっしゃる皆様方ひとりひとりの救い主であります。
病の床にある方、心に重荷を負っている方、現実の私たちすべてと共にいてくださるお方です。
あなたがこの教会でイエス・キリストを知り、そのお方に方にご自分の生涯をお任せなさいませんか。イエス・キリストは一番頼りになるお方です。
「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも家族も救われます」これは聖書の言葉です(使徒言行録 16:31)。