【聖書箇所朗読】
【説教音声ファイル】
2021年4月25日説教要旨
ローマ人への手紙5章1~5節
喜ぶという選択
肘井 利美
私たちは人生の中で、誰でも幸せになりたいと願っています。
もし誰かに、「あなたの一番の願いは何ですか」と尋ねられたら、たいていの人は「私の願いは、幸せになることです」と答えるでしょう。
事実、私たちは日々の生活の中で特に意識はしなくても幸せでありたいと願っています。
また、いついかなる時も幸せでありたいと思うのです。
しかし、「いつも幸せありたい」と思っていても、自分の思うようにならない現実の中にあってストレスが溜まってしまうことはないでしょうか。
人生は、毎日がいつも100点満点というわけにはいきません。
いい時もあれば、悪い時もある、それが私たちの人生そのものです。
何事も自分が計画したとおりにすべての事が運ぶほど人生は甘くありません。
また時には、それと真逆のとんだ災難や困難に見舞われて、あたふたとする日もあるでしょう。
そのような私たちの人生の中で、聖書は私たちクリスチャンがどのような状況にあっても、その幸せのもととなる「喜び」を選び取ることができると語っています。
そしてそれが、神様が私たち一人一人に対して望まれていることであり、また私たちを創造された目的であると思うのです。
本日は、私たちクリスチャンにある「喜び」と「幸せ」についてご一緒に考えてみたいと思います。