令和4年11月20日
私はいま、障がい者の計画相談支援の仕事をしています。今から3年半前までは高齢者の支援の仕事をしていました。もともと社会福祉の勉強を始めた時に漠然とではありますが、障がい者支援の仕事の事は頭のどこかにありましたがいつの間にか忘れていました。そして、身近にあった仕事として介護ヘルパー、介護支援専門員として働いていました。仕事をして10年位たった頃もともとやりたかった障がい者支援の仕事をやりたいとおもうようになりました。そのためには要らないと思っていた社会福祉士の資格を取る事から始めなければなりません。学校に問い合わせると長い年数が経っていてしかも科目も増えているのでもう一度学校に行って下さいとの回答でした。67才から3年間の勉強が始まりました。
この3年間は仕事をしながらレポートを月に2~3科目提出しなければならなかったので大変でした。しかし3年目の1月に受験することが出来てやっと解放されました。晴れて社会福祉士となり自分一人でぼちぼち自宅の1室を事務所にして仕事をしようと考えていましたら、グリーンコープの友人が一緒にやろうと声をかけてくれたのでグリーンコープの傘の下で事務所を開業しました。資格取得から2年後にグリーンコープに席を移し研修にも行き、張り切っていましたが道は開かれませんでした。みんなの同意が得られないのです。 構成メンバーは全員主婦ですから心配がさきにたち大丈夫だろうか、失敗したらどうするとの意見に負けて賛成が得られないのです。始めるはずだった4月から1年半経った一昨年の9月ごろ市役所の方からいつになったらはじめるんですかとの問い合わせが来て、佐賀の本部の知るところとなり、急展開、バタバタと立ち上げへと話が進み10月1日から開所することになりました。神は私とともに忍耐して下さっていたことを心から感謝いたしました。開所から今日まで多くの利用者さんが来て下さり忙しく働いています。
子供の療育から就労支援、家事支援、グループホーム入所まで広範囲です。支援を必要とされている人々は市役所で認定を受けた方で、必要なサービスを受けられるように間に入ってサービス事業所との調整をしてお手伝いをします。経験も浅く今だに初めてのケースに出会います。神様に守られている私ですので無事に今日ま来る事ができました。今年の10月から3年目に入りました。眼も耳も脳も衰えてきています。自分のありのままを受け入れて、自覚して仕事をするしかないと思っています。いや、落ち込んでいる暇はありません仕事が追ってきます。こんな小さなしもべでも神様の御用のお手伝いが出来ているかなと思います。神様から十分に愛をいただいて日々守られている私が神様の愛に応える事はいただいた愛と恵みを周りの人と分かち合っていく事だと思っています。決して驕らず、へりくだって支援をすることが求められています。今、肉体は少しきついかなと言う状況にありますがもう少し頑張れるかなと思っています。私を用いて下さる神様に感謝します。
生ける限り主を賛美し、心を尽くして主をたたえよう、神の御前で安らぎ賛美し、喜びにみちる、我が魂よ褒め歌おう、こころを込めて声の限り、我が魂よほめうたおう、力の限り称えよう。
柴尾里子