2026.8.16
梅木光男
私の生き方の指針は「脚下照顧」です。わかりやすく言えば過去を引きずらず、優先順位をつけて今を生きることです。私は企業でも教会でも振り返れば今まで多くの学びをうけてきました。この経験からサラリーマン生活を終えて残された課題は「地域貢献」でした。このような時民生委員3年と地区役員2年に推薦され、これもまた神の御心と思い受け入れ奉仕させて頂くことにしました。
民生委員の活動はまさに伝道活動そのものです。但し民生委員の仕事は守秘義務と政治的宗教的中立が求められています。赤ちゃんから高齢者までを対象にそれぞれの悩みや相談等に適切に対処していかなければならないのです。実際に生活保護、障害、介護、引きこもり、ネグレクト、生活困窮者支援や隣人トラブルなどあらゆる面で問題が発生します。
こうした相談にはじっくりと傾聴する必要がありますが、人には建前と本音があり、信頼関係が無ければなかなか本音を聞くことは出来ません。先ずは顔と名前を覚えてもらい、時間をかけて信頼関係を構築する必要があります。
民生委員の仕事は自分一人で解決するのではなく、相談者にとって最適な支援機関に引継ぐことにあります。一人の力は微力ですが専門機関に委ねてチームで解決策を模索することが重要です。
但し相談者に寄り添うことが肝要です。寄り添うとはまさに主イエスが我々になさっていることと同じだと実感しました。
我々が生きるうえで多くの問題に遭遇します。いろいろ悩み苦しみを経験します。
実は我々が一番辛いことは貧困でも病気や死でもなく「孤独」です。話し相手がいない、誰も助けてくれない、無視されるなど社会との関係が断絶状態にあることです。
相談者には困ったときに声を上げて「助け」を求めなさいと勧めるが、世間体を憚りながら心のバリアを壊すことができない。まさに我々の姿そのものではないでしょうか。その根底には現実や将来の不安に心を奪われ、過去の失敗を恐れ、神様から与えられた目の前の大きな恵みに気がつかない。相談者の姿を見てその姿こそ自分自身だと、自分の傲慢と罪深さを改めて思い知らされました。
どんな状況にあっても大切なものは「希望」です。聖書の御言葉にある信仰、希望、愛を惜しみなく与えてくださる主イエスに導かれて、証人として隣人に接することが今求められていると思います。
原田地域には6000人住んでいます。筑紫野市で最大の自治会です。これからも主イエス・キリストの証人として皆様と共に福音宣教の業に励んでいきたいと思います。
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