2018年10月21日説教要旨 聖書箇所:マタイによる福音書 13章47節~50節 本日はマタイ福音書13章の天国の譬えが多数述べられている中から、地引網のたとえを取り上げました。主イエスはさまざまな事例を通じて天の国とはいかなるものかということを我々に示されています。
2018年10月14日説教要旨 聖書箇所:創世記:2章7節 主にある生き方を求めて,日々を生きている者にとって「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこに行くのか」、この深遠な問いは、人間が持ち得る最高のそして永遠の問いであるように思われます。
2018年10月7日説教要旨 聖書箇所:ローマ人への手紙 8章28節 普段私たちは「我らは死ぬべき存在である」ということを考えません。メメント モリ(memento mori)という言葉を思います。{ラテン語}汝(なんじ)は死を覚悟せよ(remember that thou must die)という意味ですね。死に例外はありません。
2018年9月30日説教要旨 聖書箇所:ルカによる福音書10章30節-37節 「善きサマリヤ人」として名高いこの箇所は、よく知られた箇所ではあるが、実践は難しい。特にその当時のユダヤ人とサマリヤ人との対立が激しく、道であっても挨拶を交わすことすら許されない、などと言ったことを知れば、よりいっそう、このサマリア人の行った実践が、当時の常識をはるかに超えたものであるということが分かる。
2018年9月23日説教要旨 聖書箇所:ホセア書 2章:14節-22節 旧約聖書のホセアとアモスは、前8世紀の預言者です。アモスの預言はおおよそ前760年、ホセアは遅れること10年、前750年頃でした。時代的背景を同じくしている二人ですが、預言の調子の色彩は異なります。
2018年9月16日説教要旨 聖書箇所:サムエル記下 18章:31節-33節 これはダビデの宮廷のお家騒動の場面です。ダビデにアブサロムという子供がいました。「イスラエルの中でアブサロムほど、その美しさをたたえられた男はなかった。足の裏から頭のてっぺんまで、非のうちどころがなかった」(サム下14:25)とあります。その子が父ダビデに背いて謀反をしたのです。父の残念はいかばかりだったでしょう。
2018年9月9日説教要旨 聖書箇所:ルカによる福音書17章11節~19節 本日はルカ福音書17章から「一人のサマリア人の信仰」を取り上げました。この物語は単純でわかりやすいので、印象が薄くかつあまり記憶に残らない思いがあり、また「評論家」的な読み方に陥ってしまう危険性があります。ここの箇所を理解するためには、サマリアという政治的宗教的歴史的対立構造とユダヤの律法に規定された「穢れの浄化」レビ記の知識が必要となっています。
2018年9月2日説教要旨 聖書箇所:サムエル記上 16章:1節-13節 今朝読まれた箇所は、ダビデがまだ少年の頃、預言者サムエルが少年ダビデを将来の王として選ぶ箇所です。その頃はまだサウル王がイスラエルを治めていました。
2018年8月26日説教要旨 聖書箇所:イザヤ書31:1-9 8月5日(日)に、終戦記念日を考えましたが、今朝はその2回目です。わたくしは歴史学や政治学の専門ではありません。一クリスチャンとして日本人としてこの時代を振り返るのです。その際経済学者でありクリスチャンであった矢内原忠雄(1893-1961)の書物から多くを学びました。
2018年8月19日 聖書箇所:創世記11章1~9節 説教資料 『茶色の朝』フランク・パヴロフ著(大月書店) 2017年9月号「世の光」BookCafeより