2018年9月23日説教要旨 聖書箇所:ホセア書 2章:14節-22節 旧約聖書のホセアとアモスは、前8世紀の預言者です。アモスの預言はおおよそ前760年、ホセアは遅れること10年、前750年頃でした。時代的背景を同じくしている二人ですが、預言の調子の色彩は異なります。
2018年9月16日説教要旨 聖書箇所:サムエル記下 18章:31節-33節 これはダビデの宮廷のお家騒動の場面です。ダビデにアブサロムという子供がいました。「イスラエルの中でアブサロムほど、その美しさをたたえられた男はなかった。足の裏から頭のてっぺんまで、非のうちどころがなかった」(サム下14:25)とあります。その子が父ダビデに背いて謀反をしたのです。父の残念はいかばかりだったでしょう。
2018年9月9日説教要旨 聖書箇所:ルカによる福音書17章11節~19節 本日はルカ福音書17章から「一人のサマリア人の信仰」を取り上げました。この物語は単純でわかりやすいので、印象が薄くかつあまり記憶に残らない思いがあり、また「評論家」的な読み方に陥ってしまう危険性があります。ここの箇所を理解するためには、サマリアという政治的宗教的歴史的対立構造とユダヤの律法に規定された「穢れの浄化」レビ記の知識が必要となっています。
2018年9月2日説教要旨 聖書箇所:サムエル記上 16章:1節-13節 今朝読まれた箇所は、ダビデがまだ少年の頃、預言者サムエルが少年ダビデを将来の王として選ぶ箇所です。その頃はまだサウル王がイスラエルを治めていました。
2018年8月26日説教要旨 聖書箇所:イザヤ書31:1-9 8月5日(日)に、終戦記念日を考えましたが、今朝はその2回目です。わたくしは歴史学や政治学の専門ではありません。一クリスチャンとして日本人としてこの時代を振り返るのです。その際経済学者でありクリスチャンであった矢内原忠雄(1893-1961)の書物から多くを学びました。
2018年8月19日 聖書箇所:創世記11章1~9節 説教資料 『茶色の朝』フランク・パヴロフ著(大月書店) 2017年9月号「世の光」BookCafeより
2018年8月12日説教要旨 聖書箇所:ルカによる福音書15章1~7節 本日はルカ福音書15章から「見失った羊のたとえ」を取り上げました。ここのたとえは「モノ=羊」「カネ=銀貨」「ヒト=放蕩息子」の3部作の前半部分です。
2018年8月5日説教要旨 聖書箇所:第1 ペテロ1:22-24 ヨハネ20:30-31 1945年(昭和20年)8月15日、「大日本帝国」は崩壊しました(敗戦となりました)。…太平洋戦争がはじまってからあしかけ4年、満州事変がはじまってから15年ぶりにやってきた平和でした。わたくしは歴史学や政治学の専門ではありませんが、一クリスチャンとして日本人としてこの時代を考えてみたいと思います。
2018年7月29日説教要旨 聖書箇所:創世記21章1~8節 主は、約束されたとおりサラを顧み、さきに語られたとおりサラのために行われたので、彼女は身ごもり、年老いたアブラハムとの間に男の子を産んだ。それは、神が約束されていた時期であった。
2018年7月22日説教要旨 聖書箇所:ヨハネによる福音書2章13節~22節 本日のヨハネ福音書の箇所には「過越しの祭り」の際に、主イエスが神殿の境内で羊や牛、鳩などを神殿に納めるために売っている者や両替人を追い出し、彼らの台や腰掛をひっくり返した過激な行動が記載されています。