【聖書箇所朗読】
【説教音声ファイル】
2021年4月4日説教要旨
聖書箇所 マタイ福音書28章16節~20節
主イエスを宣べ伝えなさい
梅木 光男
2001年4月1日「時は満ちた。神の国は近づいた。悔い改めて福音を信ぜよ」というメッセージから原田地域の伝道が開始されました。わずか10名の群れによって毎月一回トラクト配布を行い、クリスマスコンサートや映画鑑賞会、教育講演会など各種イベントを開催して福音宣教に励んできました。教会設立にあたって「互いの弱さを認めつつ奉仕する教会」と「21世紀型の教会建設」という2つの理念を策定して、現行のボランティア方式で会員全員が奉仕して教会運営を行ってきました。そして主の豊かな祝福により徐々に会員も増えて30名を超えて、まず土地が与えられさらに会堂建築、連盟加盟による教会組織、牧師招聘と駐車場取得と順調に歩みを進めることができました。これも主の限りない恵みとバプテスト主義の理念である会員一人一人の信徒が責任を持って奉仕する教会運営があった故です。
私たちは今一度この20周年記念感謝礼拝(イースター礼拝)において父なる神が愛するみ子イエスをこの世にお遣わしになり、我々の罪の贖い為の十字架と復活によって、私たちは罪が許され永遠の命へ導いていただいた恵みに思いめぐらす必要があります。我々は何の為に生きるのか、その存在意義はどこにあるのかと言う原点に立ち戻って、神様から頂いた恵みの一つ一つを数えてみる必要があるのではないでしょうか。
20年はいわば折り返し地点に過ぎません。これからの20年は色々な出来事が想定されます。楽しいこと、辛いこと、苦しいこと、嬉しいことなどかってイスラエルの民が出エジプトの際40年という苦難と祝福に満ちた期間を過ごしたように、我々も永遠の命への導きまた再臨された主イエスキリストとの再会を信じて、福音宣教に邁進していきましょう。それが今日の主イエスからのメッセージなのです。