秋の一日親睦旅行―カトリック今村教会をたずねて
福岡県太刀洗町に、突如現れる2つの塔を持つロマネスク様式赤レンガ造りの教会が聳え立つ、のどかな田舎に特に目立ちます。1913年(大正2年)に建築されて、2015年に国の重要文化財に指定され、103年の歴史をもつカトリック教会です。
1587年豊臣秀吉よりキリシタン禁令、1614年徳川家康全国的なキリシタン禁止令、江戸時代に宗教の迫害を受けながら、代々信仰を固く守って来た隠れキリシタンがこの今村地区で暮らしたことをついに1867年2月26日に、長崎浦上4人のカトリック信徒から発見されました。来年は発見150周年記念なる日でもあります。
われわれ一行は教堂内で主を仰ぎ見ながら、キリシタンの歴史を吟味し、賛美歌を歌いました。
教会をあとして、吉井手造り村を参観し、ラーメン試食と買い物を楽しみました。その後、うきはJAで新鮮な野菜、果物を安価で手に入り、昼食は近所の美味しいりんごカレーとアップルパイを堪能しました。食後、リンゴ園を散策し、山田堰を見学しました。秋晴れに恵まれて有益かつ楽しい一日でした。