【聖書箇所朗読】
【説教音声ファイル】
2026年5月24日説教要旨
聖書箇所 使徒言行録2章1~8節、14~24節、36~42節
教会の始まり
梅木 幸子
本日は教会の暦で言えば、「ペンテコステ」にあたります。ペンテコステという言葉から、多くのクリスチャンは、「聖霊がイエスの弟子たちに降りた日」だなと思われると思います。聖書では「五旬祭」と記されています。ペンテコステは古代ギリシャ語で50番目の日を意味する言葉だそうです。元々は、過越祭から50日目に行われるユダヤ教の収穫感謝祭の祭り「七週の祭り(シャブオット)」のギリシャ語訳として使われていました。聖霊降臨によってキリストの弟子たちが力づけられ、世界中に教えを伝え始めたことから「キリスト教会の誕生日」と位置づけられているそうです。
この聖霊降臨のことをイエスは前もって「エルサレムを離れず、前に私から聞いた、父の約束されたものを待ちなさい。ヨハネは水でバプテスマを授けたが、あなたがたは間もなく聖霊によるバプテスマを授けられるからである。」(使徒1:4-5)と言っておられました。又、聖霊降臨日の10日前には復活のイエスが「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」と言って、弟子たちが見ている前で天に上げられていき見えなくなりました。(使徒1:8-9)まさにその言葉の通り10日後聖霊が弟子たちの上に降り、弟子たちはペンテコステの祭りの為に世界中から集まってきていたユダヤ教徒の話す様々な国々の言語でイエスの福音を語り始めました。ペテロは弟子たちを代表して何が起こったのかを旧約聖書から引用して、「あなたがたが十字架につけて殺したイエスを神は主とし、またメシヤ(キリスト・救い主)となさったのです。」と語ります。聞いた人々がおおいに心を打たれ「わたしたちはどうしたらよいのですか」と尋ねるとペテロは「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によってバプテスマを受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば賜物として聖霊を受けます。」と答えます。イエス様の十字架を前に弱虫だった無学の漁師のペテロは聖霊を受け、神様の知恵と力と霊に満たされて別人のように力強く語っています。この言葉を受け入れた人々はバプテスマを受け、その日3000人程仲間に加わったと聖書は記しています。すべての教会の元となるエルサレム教会の誕生です。
私たちクリスチャンはその続きを生きています。主イエスは聖霊として私たちの心に宿り、日々力と知恵を、喜びと感謝を与え、イエスの福音の証人として用いて下さっています。
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